白馬岳に登る <坂の上の雲へ続く稜線>

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小蓮華山への稜線



山小屋の場合、小屋で朝食を食べる人はむしろ少数派、半数は、朝食時間よりずっと早く出発です。
もちろん、山の天気を考えると、早立ちはいいとは思うけれど、天気が崩れない限り、写真を撮りたい私たちは、ゆっくりと朝食を食べました。
とは言っても、5時半です。



その後、支度を終えてからレストランでコーヒーも飲み、再び山荘前で撮影タイム。
ここ白馬岳、その次に杓子岳、そして白馬槍ヶ岳が、連なっている白馬三山、
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東南?に目をやれば、左に八ヶ岳と富士山、Laylaさんの頭の上は、南アルプスです。一位の富士山と二位の北岳が一緒に見えます。 
予報より雲が多くなってしまったけれど、高曇りなので、山々は良く見えています。
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ブルーの山並みと、その間を埋める雲海が美しい・・・・・・



そして、なんと言っても、ここから見える最高の景色は、この剱岳と立山連峰でしょう。
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眼下の村営小屋と剱岳
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さて、いよいよ重い腰を上げて、出発しましょう。 小屋泊まりでは、私たちが最後の出発となったようです。
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昨日はすっかりバテだけど、食事もとれたし、睡眠もOK、さて、今日は長丁場となりますが、体力はもつかなぁ??



小屋から登って行くと、あれ? 
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花博士のLaylaさんは、もうトウヤクリンドウに夢中です。



コンスタントに登っているLaylaさんは、体調ばっちりの様子。 悩まされていた高山病とも、もう無縁かな? 
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トレッキングさんは言うに及ばず、なので、やっぱり私がお荷物にならないように、今日も頑張らないと・・・・・ 



富山湾と黒部川、そして能登半島、夜、晴れていれば、漁船の漁火が見えるそうですが、昨夜は雲の下でした。
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そして白馬村、 雲が多くなっていて残念です。 予報では、もっと晴れそうでしたが・・・・
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そして、本日2回目の白馬岳山頂です。
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朝一で登ってきたときより、重いザックを担いでいる今の方が体調がいい?  もしかして、朝食効果?  まぁ、どこまで続くかな?



記念撮影~
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さきほど、見かけたルンタを見てみます。
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ルンタ(あるいはタルチョーともいうようですが)とは、チベット仏教の魔除けと祈りの旗で、山頂や寺、峠などに掲げるものです。


ヒマラヤ登山の写真で、山頂に掲げてあったり、ベースキャンプのテントに結び付けられているのを 見ることがあります。


青、白、赤、黄、緑色の5色の旗で、四角い形をしています。 こんな風に、チベット仏教の経文が印刷されています。
だれか、ネパールの人でも、白馬岳に来たのでしょうか?  国際的ですね~


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山頂でまたもやのんびりしましたが、いよいよ今日の縦走路~を歩き始めます。
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うすいクリーム色をしていますが、トウヤクリンドウ というリンドウなんですね、 たくさん咲いています。
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長野、富山、新潟の三県の境目、三国峠に近くなってくると、 長池が見えてきました。
写真の上の方へいくと、雪倉岳の方なのでしょうか。
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私たちはこちら、まずは小蓮華山を目指します。 のっぺりとした山容ですが、じわりじわりと登るのが案外きついかも。
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振り返ると、こちらは荒々しい山並み、白馬岳、白馬槍、そして遠くには、鹿島槍かな?
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白馬岳と鹿島槍の間に、穂高連峰と槍ヶ岳が見えてきました! こういう景色を見ながら歩くのは、至福の時間です。

そして、ジワリと雲が這い登って行く緑の稜線は、唐松岳に続く八方尾根です。
八方尾根から唐松岳に行った時、この白馬三山をずっと眺めていたのを思い出しました。



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そしてその下方に見えだしたのは、昨日の白馬尻小屋です。
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ここから自分の足で登ってきたんだ~ と 感慨深い…
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そして行く手のたおやかな稜線~、そろそろ小蓮華山です。
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小蓮華山は、新潟県の最高峰だそうです。
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そして、小蓮華山からは、今日の中継点、白馬大池が見えてきました。 わぁ、きれいだぁ、初めてです。
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もう一度、後を振り返ると・・・・・・ また角度が変わり、今度は昨日登った大雪渓が見えてきた!
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大雪渓の上部付近です。 果たして、晴れていても、雪渓からはここは見えないかもしれないな。
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小蓮華山を下ります。 向うには、今日のゴール、栂池自然園の建物が見えています。 ここは白馬岳からも見えていました。
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この稜線が、「坂の上の雲」 の稜線なのでしょうが、どこから見るといいのかな? 
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白馬大池の手前にあるのが このピーク、「船越の頭」 というそうですが、ここで振り返る・・・・・
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と、小蓮華山へのこの稜線が、あの「坂の上の雲」 なのでした! 感激!
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ちょうど、登山者も降りてきた〜
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バックに青空が欲しかったけれど、これだけ見られて大満足。 向うは白馬槍でしょうか?
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しばし、我を忘れる思い。 こんな景色を見られて、本当にしあわせ、です。 なかなか来られない北アルプスですが、こうして無事に登り、素晴らしい景色を眺められるのは、仲間のおかげです。



船越の頭を越えると、いよいよ白馬大池です。 まさに雲上の楽園のようなたたずまい
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このあたりは、ライチョウ坂というらしいのですが、ライチョウは遠くでバサバサと飛ぶのを見ただけ。
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(photo by トレッキングさん)



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まだまだ咲いていたチングルマ
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白馬大池で、大休止したあと、いよいよ今日一番急な乗鞍岳を下ります。
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歩きにくいよー、きついよー、と散々言われる _| ̄|○


白馬乗鞍岳山頂のケルン
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(photo by トレッキングさん)


大池からここまでも歩きにくかったけれど、これはまだ序の口、なのでした……


ここからの下りと言ったら・・・・・・ 大岩を乱雑に組み合わせただけ、と言うような歩きにくさ、
バランスを崩したら、おしまい、下りの後半に転びやすい私は、緊張の連続です。

滑りやすい雪渓のトラバスもあったり、写真を撮る余裕はなし、ただ、安全に足を進めるだけ。

白馬乗鞍岳、山容はおだやかに丸いのに、なぜこんな山道なのでしょう。

登るのも嫌だけど、下りも決して楽ではない、厳しい岩道を黙々と進みます。



そうして、なんでもいつかは終わる・・・・・・まるで天国のように感じられる木道が現われると、天狗原です。ほっとしました。難所はこれで終了です。
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しばし休憩して天狗原を出ようとしたら、Laylaさんの声が! 見ると、キツネです。 さっきまで座っていたベンチにスタスタ寄ってきて、においをかいでいます。 食べていたお菓子のにおいがするのでしょうか。 人間がすぐ目の前にいるというのに・・・・・
北海道でもそうだったけれど、警戒心の強いキツネが、こうして人間のそばをうろつくことがそもそもおかしい、食べ物は絶対にやってはいけませんね。
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栂池自然園に着きました。 お疲れ様でした。 ここからは、ロープウェイとゴンドラを乗り継いで、栂池高原に降りて行きます。
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白馬岳には8月に行ったばかりだと言うのに、再びご一緒していただき、
本当にありがとうございました!


つくづく、私は山並みを見るのが好きだなぁ、と思い、
そのために登るようなもの、登らなくても見られるならそれはそれで良いけど、
山上の美しさを味わうためなら、頑張れるのかな、と思いました。


今回は体力に不安がいっぱいで、ギリギリ登れたようなものでしたが、
食べられたので、疲労困憊までは行かなかったようです。
でも、帰ってからは久しぶりの筋肉痛でした。笑


9月でしたが、この夏のビックな山旅が出来ました!


やはり北アルプスはすごいです!







プロフィール

jhety

Author:jhety
日光をこよなく愛する、アラ還です。
趣味は、山登り、スキー、カメラにピアノ(順不同)
東京と日光の二重生活も、早4年?
丁寧な生活が目標ながら、孫たちのパワーに
押されまくり、へとへとな毎日を送っています。

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