岩手の山田町の従兄弟から、東京にいる兄弟に
なんでもいいから食料品を送って欲しいと連絡があった
だいぶ物資も流通してきてはいるが、山田が壊滅してしまったので、
遠くまで買いに行くスーパーは、客が震災前の2割り増し、品物は逆に6割しかないそうで、
品数は限られ、争奪戦
ノロウィルス蔓延だった我が家では、たくさんの買い出しに行けなかったので、
とりあえず家の在庫を中心に 用意していた段ボールに詰めて、送り出した。
米、もち、パスタ、コーヒー、海苔、醤油、サラダ油、砂糖に塩、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン
カレールーやシチュー などなど
もっと色々入れたかったが、到着に何日かかるか分からず、日持ちをするものを考えた
すると、なんと3日で届いたらしく、従兄弟からお礼のメールが入ってきた
ほんのわずかな荷物では、大人5人家族では あっという間になくなってしまうだろうけど、
少しでも喜んでもらえて本当に嬉しかった
なにが必要か、聞いてみるのもいいけれど、普段生活していてなくなると困る物、
そういうものであれば、たとえだぶってしまってもいいのかな、と思った
物流が安定するまで、定期的に送ってみようと思う。
次回は野菜、果物中心に、こんな時でもホッとできるようにお菓子もいれて
クール宅急便が再開したら、今度は肉や魚も送れる
従兄弟は元々森林組合で働いていて、職場も再開したそうだ
地域の消防団活動は当番制で、息子と共に出動し、主にがれきの撤去をしているが
強烈な臭いとほこりに悩まされているという
町の中心部は、駅しか残っていない有様で、どこが元の道路だったか全くわからないそうだ
山田町のそして東北の復興を祈るばかりだ