<涸沢で絶景を楽しむ> 時空を超えて 2

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涸沢ヒュッテからみた涸沢カール



山小屋の朝は早い、3時頃から 山に登る人は起きだして 出発~
登らない人は、5時から朝食(笑)
窓から、稜線が見えて、一気にテンションアップしました。



朝食をかきこみ、大急ぎでテラスにやってきました。
昨日、登ってきた横尾谷と正面は屏風岩。 その向うに見えるのは、常念岳かな?
予報に反して、なんと快晴の朝です!
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涸沢カールと、朝日が当たり出した前穂の稜線。 
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前穂から、吊尾根につながる奥穂には もう日が当たっています。
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カラフルなテント、たくさんの人たちが外に出てきています。 
むこうのウッドデッキは、涸沢ヒュッテ、そこにも朝を楽しむ人たちが。
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屏風岩からの日の出です。
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カールが一気に明るくなってきました。
一晩、熟睡できた~、と 復活したトレッキングさん。
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指さす先は、前穂高岳、山頂はギザギザに見えますが、右から前穂1峰、2峰、3峰、と固まって見えます。
その左の大きいのは、4峰、 その下は、5峰、そして6峰、
5峰と6峰の間のコルは、 「五六のコル」 と呼ばれ、下から登って行かれます。
全部岩登りの世界で、一般道ではありません。
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(資料より)



いつまでも見ていたい景色だけど、名残を惜しみながら、小屋を後にします。
奥穂の山頂には、ガスがかかり始めました。
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きれいに整地されている登山道、ペンキ印もよく見えます。
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テントサイトまでやってきました。 人が歩く道もちゃんと整備されていて、
テントの下は、大きな岩などがよけられています。
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昨日、泊まった涸沢小屋、 右端には私
DSC00432_convert_20160825215506.jpg(photo by トレッキングさん)




お盆のころや、これから始まる紅葉時期、連休などは、向うに見える雪渓の下あたりまで、
テントがぎっしり並ぶ写真を 見たことがあります。
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混むのは嫌だけど、やはりこのテントサイトは素晴らしいな。
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涸沢ヒュッテのデッキに着きました。 ここからは、また素晴らしい絶景です。
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ちょうど正面が奥穂高岳、私の白い帽子のすぐ左上の馬の背のように見える尾根が、
奥穂高岳に登るルートのザイテングラードです。 
ここを登りきると、コルには、穂高岳山荘があります。




さて、40年前にここ涸沢でテント泊した私たち、こんな写真がありました。
テントサイトに着いたばかり、でしょうか?  ホッと一息して、くつろぐ夫っと。
奥に写っているのは、涸沢小屋です。 今はずいぶん大きくなったのですね。
もちろん、涸沢ヒュッテも当時からありました。 

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ザイテングラードがくっきりと見えます。 コルに建つ山荘までは写っていません。



ここは少しだけ上に登ってきたところのようです。
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夫っとは長髪ですね~、



涸沢二日目には、北穂高岳に登りました。 槍がきれいです。 それにしてもいい天気だ!
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手前の石には、うっすらと 「北穂高岳」 と刻まれているのが見えます。 



そして、 前穂高岳がすごい!
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まぶしいのか、目をつぶってますね~



北穂からは涸沢岳を経由して、穂高岳山荘まで下りました。
この涸沢岳通過が本当に怖い! 
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右側は、「飛ぶ鳥も越すのが難しい」 と言われる滝谷が、すっぱりと切れ落ちています。




下からガスが吹き上がっていて、恐ろしげです。
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コルに建つ穂高岳山荘を経由して、ここがザイテングラード。 真下には涸沢のテントサイト。
写真の下部に、後ろ向きで下る私が写っています。
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滝谷を通過してきたので、見た目より怖ろしくなかったよう覚えています。






この時の怖さと、感動が忘れられなくて、岩登りを始めた私たち、翌年の5月の連休、再び涸沢にやってきました。
今度は、涸沢ヒュッテに泊まり込み、ガイド協会のツアーに参加、
雨にたたられ、停滞するも、最後の晴れの一日、念願の前穂高の岩をガイドさんと一緒に登りました。
その時の前穂高山頂での記念写真がありました。


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後の二人がガイドさん、私たち夫婦は左側のガイドさん、渡辺さん。
もう一人のガイドさんの重野さんのお客さんが 写真を撮ってくれました。



前穂高の五六のコルから登り、前穂高山頂、遠景は奥穂高岳
ガイドさんと一緒でしたが、ちゃんと夫っととアンザイレンして、登りました。
前穂高に登頂後、吊尾根を通って奥穂高、穂高岳山荘を経由して、涸沢ヒュッテに戻りました。
最高に充実した一日だったことでしょう。



忘れかけていた思い出でしたが、写真を見ていたら、どんどんと蘇ってきました。



一時、岩登りに夢中になっていたものの、谷川岳幽の沢を最後にして、私たちは止めることにしました。
二本の足で歩けるところにしよう、と。



そんな思い出いっぱいの涸沢です。  もう少し、今の展望にお付き合いください。



さて、気分を変えて~、  涸沢ヒュッテのデッキですよ~
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ヒュッテは、モレーンという堆石が小高い土手のようになった場所に建てられています。
つまり雪崩の影響のないところ。
このデッキの下が、宿泊棟になっているようです。



ヒュッテの名物は おでん、だそうですが、朝食後の私たちは、ここでコーヒーを飲んで、
ソフトクリームも(笑)
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中央に並んでいるのは、数家族で来ていた子供連れ、だいたい小学校低学年くらいかな?
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仲良しのお友達家族と一緒で、子供の内からこんなきれいな所に来られて、うらやましい限り。
とはいえ、すぐに大きくなる子供用に、登山靴やザック、雨具にポールなど買い揃えるのは大変だなぁ、と。。



DSC00453_convert_20160826003033.jpg(photo by トレッキングさん)




DSC00472_convert_20160826002933.jpg(photo by トレッキングさん)



いつまでもとどまりたい、と本気で思えるような涸沢カール、
ですが、そろそろ下る時間も近づいてきました。
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最後に・・・・・


40年前の私たち・・・・・ですが、
涸沢に二泊したあと、私たちは、横尾には戻らず、屏風岩を抜けて奥又白谷に出るパノラマコースを帰途に選びました。
その途中です。
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涸沢のカールが小さくなってきて・・・・



こんな絶景が望めました。
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涸沢ヒュッテも、涸沢小屋も、穂高岳山荘やザイテングラードも全部見えています。
屏風の頭からの展望です。  



そして槍ヶ岳、20代の私は、なんだかまだ子供っぽい。 
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奥又白谷で休む・・・・・・
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この日は、天気が崩れてきて、途中雪にも降られ、徳沢園に宿泊しました。




今回、何十年ぶりに行こうとは思ったけれど、初めは、弱気の虫が出て、
横尾まで行ければいいかな? 涸沢は行けなくても? と思っていた私、
トレッキングさんが、 「涸沢行ってみましょう」 と 背中を押してくれなかったら、行かれなかったかもしれません。
いつもながら、仲間の後押しには、本当に感謝しています。



かなりバテて到着した涸沢でしたが、 なんとなく、 この先、もう一度登ってみたい、北穂、奥穂、
行かれるかは わかりませんが 笑



あちこちですれ違った若い人たち、朝、上高地を出て、テントを持って、その日の内にザイテングラードまで
登ってしまう、そんな人たちをたくさん見て、うらやましいけれど、
今は、無理なく、危険なく、楽しめればいいかな?とも思えるようになりました。



思いがけず、昔の自分とも向き合えたし(笑) 頑張っていたね、楽しかったね、と 若い私に声をかけて、
でも、今の私も楽しいよ、と言えるのが嬉しい。



これからも、無理なく楽しく山歩きを続けて行きたいと思っています。
お仲間の皆様、よろしくお願いします。


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Comment

トレッキング | URL | 2016.08.26 13:12 | Edit
こうして写真を見ていると涸沢カール行けて良かったです!
快晴の涸沢カールが見られて行った甲斐がが有りました。
2人の若いときの写真を見ながら
40年前の自分たちは奥日光の森の中を探検していた頃を写真を見ながら懐かしく思い出していました。
良いですよね。
昔の若い時の写真を見ると、その時の思いや出来事が次々と浮かび上がって来ますよね。
夫っとさんのアウトドアな登山スタイルが決まっていて格好いいです!
yukoさん若い時と今で変わりがないことに驚き!
強いて言えば昔の方がぱんぱん(はち切れそう・ふっくらしている)ように見えますね。
写真を見て今の私には、北穂登頂はとても出来そうに有りません。

yuko | URL | 2016.08.26 16:51
トレッキングさん、こんにちは
私は初め、横尾辺りまで・・・と弱気を吐いていましたが、涸沢まで行きましょう、と
背中を押していただけたので、行かれました、ありがとうございます!
トレッキング家の日光の歴史はずいぶん古いのですね~、それも驚きです。
しまってあった写真ですが、こうして思いがけず日の目を見て、それはそれで楽しかった~
え?昔はふっくらですか? はぁ、しばらくそれでからかわれそうですね 笑

ブログを見た夫っとも、「北穂、前穂、見るだけでお尻が寒くなる・・・・」と。
若い時は大胆ですよね。 もっとも、私は、できたらもう一度行ってみたいな、と。
これは・・・大胆ではなく、無鉄砲? 身の程知らず、ともいいますね。
Layla | URL | 2016.08.26 23:43 | Edit
いやぁ~、山ガール訂正。
姉さんは山女だったのですね!w
けれど、とてもかわいい山女ですよ。
目をつぶっている写真はHANAちゃんそっくり。w

私は山登りは初心者だけど、やっぱり山はいいなぁ~、と思います。
自分の居場所としても、被写体としても。
だからやっぱり行きたくなるし、なるべく日常とかけ離れた場所まで行ってみたい、
と言う気持ちもわいてきます。
小屋に泊まったりすることで、ムリなく行ける場所もある、
と気付きましたから、
行ける範囲で楽しみたいと思います。
これからも都合の合う時はよろしくお願いします!!
yuko | URL | 2016.08.27 10:48
Laylaさん、こんにちは
思いがけず、昔の写真を引っ張り出して、あれこれ見比べていたら、
やっぱり私も山が好き、と気が付きました。
> 自分の居場所としても、被写体としても。
その通りですよね。 Laylaさんの被写体は山や自然だけど、その点だけは
ちょっと違うかな~ 笑

年齢的にも、ガツガツてっぺんを目指す、というのでもなくて、
時間的に余裕を持たせて、いろいろな時間帯で撮りたい山の写真、
そんなのがこれからの生き方、かな? ああはは、大げさですが。

> 小屋に泊まったりすることで、ムリなく行ける場所もある、
> と気付きましたから、
Laylaさんの都合がつけば、私の方が合わせやすいかな?
いつでも声かけてね~
また行きましょう。え?ヨーロッパじゃないけどね 笑
やまとそば | URL | 2016.08.27 11:17 | Edit
40年前の思い出~良いものですね。
私も40年余り前…槍ケ岳の次に登ったのが、涸沢から南稜~北穂~涸沢岳、でした。
10月連休の激混み~でも紅葉と青空、新雪が綺麗でした。(記憶の彼方?ですが…)
10年前くらいに北穂~涸沢岳を通りましたが、40年前のこのコースの方が、怖かったです。(今は昔よりコースは整備されている様に思います)
特に新雪が降った後でしたから。
もう怖い所は行けませんが、思い出辿る山旅はまた違った楽しみがありますね。
yuko | URL | 2016.08.27 22:57
やまとそばさん、こんにちは
穂高の稜線は、やはり厳しい所ですね。
だけど、若い、というだけで、あまり考えずに登ってしまったように記憶しています。
怖いと思う感覚は、育つものなんでしょうか?笑
こうして昔行ったところを再訪するのは、いろんな思いが二倍になるようで、
これはこれでとてもいいものですね。 
また皆さんで行ってみたい、です。
mokos619 | URL | 2016.08.31 13:22
こんにちは🎵
結婚式か涸沢かどっちでコメント入れようか迷いましたが、涸沢の方で入れちゃいました!
時空を超えて、素晴らしい山歩きでしたね!
所どころ出てくるセピア色の写真がすごく素敵です✧٩(ˊᗜˋ*)و
旦那様ワイルドでしたね〜!笑
yukoさんは今と変わらずスレンダーで可愛らしいです(*^^*)
涸沢カールはすごーく憧れの場所なんですけど、上高地までのアクセスが大変ですよね。
でも、もう少し体力付けて(落ちてく一方だけど(^_^;))いつか登りたいです。

昔の写真も、結婚式でのツーショット写真もすごくいいですね!
ホントお似合いのご夫婦ですね( *´艸`)
yuko | URL | 2016.09.01 00:11
mokos619さん、こんにちは
40年前っていうと、mokosさんはまだ学校に入っていない頃?笑
そう考えたら、うーん、なんというか、昔、ですよね〜 f^_^;
そんな大昔に行ったきりの涸沢でしたが、山も景色も変わりなく、やっぱり絶景でした。
今回は山には登らずでしたが、また再訪出来て、本当に嬉しかったです。
思いがけず、昔の写真も引っ張りだしたりして、セピア色のカラー写真も味わいありますよね 笑
そして、代役で出た結婚式でしたが、今時の披露宴は、なかなかオシャレで、楽しくて、
旧郎旧婦もテンション上がりました 笑

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jhety

Author:jhety
日光をこよなく愛する、アラ還です。
趣味は、山登り、スキー、カメラにピアノ(順不同)
東京と日光の二重生活も、早4年?
丁寧な生活が目標ながら、孫たちのパワーに
押されまくり、へとへとな毎日を送っています。

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